ケアワーカー(平成12年入職) 育児休業取得者
自分のキャリア履歴
平成19年1月、私は2児の母となりました。ロングステージに就職して6年の間に、結婚、一人目の子の妊娠、産休・育休を経て職場復帰。そして、約2年半子育てと仕事を両立させた後、現在再び産休に入っているというわけです。
出産前後の働き方で大きく変わることは、子育てをする環境では勤務時間に大幅な制 約が生じるという点です。夜間や早朝の時間帯を含む交代制の勤務には、当然入れなく なります。復帰前からその見通しはついていたので、一子目の育児休業の一年間は、仕 事を始めるための環境を整えることにかかりました。復帰後の職種に役立つような資格 の取得、子供の送り迎えがスムーズにできるような保育所への入所手続き。二重保育の 可能性も考慮に入れ、保育サービスの資料にも当たりました。それらの作業や選択には 当然、夫をはじめとする家族の協力が必要でした。こうして私は育休明けにスムーズな 職場復帰を果たすことができました。
仕事と育児の両立
私が無事復職してからも、まだ幼い娘はいろんな病気にかかります。感染症、原因不 明の発熱が度々。救急搬送と入院を、それぞれ1回経験しました。その度私が休暇をと ったり、夫の両親の世話になったりしながら切り抜けたのです。もちろん、予測のつか ないアクシデントに対応できたのは、職場のスタッフの協力や配慮があったからです。 そして、家庭生活もそれまでと変わり、ぐっと慌ただしいものとなりました。夫との家 事の分担は、自然に形ができました。保育所への送り迎えにばたばたする毎日、朝の別 れ際に私を追いかけるような子供の泣き声に後ろ髪を引かれながら出勤することも度々ありました。
ロングステージの魅力
ざっと思い出しただけでも、出産を経ての職場復帰は大変なことだったように感じま す。こんなにまでして、私が仕事を続けてこられたモチベーションは、どこから涌いて くるのでしょう。ロングステージという職場の居心地のよさが理由のひとつにあります。 出産を経て尚、ロングステージに勤める意思が揺らがなかったこと、それができる環境 にいられたことを、家族、職場の方々に感謝してやみません。
職場を居心地のいい場所ということができるのは、とても幸福なことです。そのため には、職場でよい人間関係を築くことです。それには、公私混同を避け、甘えないこと が重要だと思います。プライベートがどんな環境でも、それは自分の選択の結果だと自 覚することで、切り替えをして仕事に臨むことができるのです。そして、仕事をする自 分と家庭での自分とはプラスの影響をし合っていると私は感じています。