ケアワーカー(平成18年入職) 勤続7年目
介護への関心
約一年前に就職活動を始めた時、私は福祉職と決めていました。というのも、高校でのボランティア活動で福祉と出会い、大学で社会福祉を学び、すっかり福祉に魅せられていたからです。もともと私は人とのコミュニケーションは得意な方ではありませんが、人と関わることは好きです。上手くいかないことがあれば逃げ出しそうになる時もありますが、そんな自分が嫌だからこそ、人との関わりが最も重要な福祉の現場で働きたいと思っていました。
そして就職活動において私が一番重要視していたのは、施設という空間の中にいる人全員を取り巻く雰囲気です。利用者、職員、ご家族の全ての方が穏やかに過ごしている、そんな環境の中で私も働きたいと考えていました。
約一年前にロングステージを見学させて頂いた時、和やかに過ごすゲストと笑顔で接する職員を見て、「ここで働きたい」と感じました。更に、研修や勉強会など、職員がステップアップしていける体制があることも、入職を決めた大きな要因のひとつでした。
ロングステージの魅力
実際このロングステージで働いてみてまず感じたことは、常にゲストの立場に立って考えようとする姿勢です。福祉の現場は理想と現実の差を埋めるのが特に難しいと言われている職場ですが、ロングステージではそれを諦めるのではなく、「何とか実行できないか」と考える、いわゆる第一歩を踏み出せる職場ではないかと思います。
また、現在ロングステージは比較的若い職員が多く、更に皆が係や会議に参加する機会が多い為、職員全員で意見を言い合える体制がつくられています。実際、入社一年目の私にも発言の機会は多く、新人だからこそ、と意見を聞いてもらえることも多々ありました。こうやって職員皆で意見を出し合えることは、日々のケアの成長に繋がっていけると思います。
将来のキャリアイメージ
そして私はこの先も、できる限り介護職として多くの人と関わっていきたいと思っています。ロングステージで働き始めて失敗や葛藤に悩むことも何度もありましたが、ゲストやご家族さまの笑顔と「ありがとう」の言葉に励まされ、試行錯誤しながらも充実した日々を送っています。多くの高齢者の方から教わることはたくさんあり、これから先、一日一日人間的にも成長できるよう働いていければと思います。今後は、高齢者福祉だけでなく、他の様々な分野の勉強もし、広い視野と知識でゲストと関われるような職員になりたいと思っています。