生活相談員(平成13年入職) 勤続12年目
自分のキャリア履歴
一年目の半年間は灘の施設で新人研修を受け、9月からは新しくオープンする岡本の施設の立ち上げを経験しました。最初の年はケアワーカーとして介護技術や、人との接し方など施設で仕事をしていく上での基本を身につけることができました。
二年目の秋からは、相談員業務に携わりました。ケアワーカーをしていた時は、施設の中だけという狭い視野で良い施設を作り上げていこうとしていたのが、在宅で生活をしている人、家族、ケアマネージャー等たくさんの人と関わることで介護を必要とする人にとっての施設はどうあるべきかと考えられるようになりました。
四年目の秋からは再びケアワーカーに戻りました。相談員の仕事で学んだことを特養の現場経験しかない後輩に伝えていこうと思いました。後輩のケアワーカーとは『より良い施設にするためには』ということをいつも話し合いながら仕事をしていきました。この年には介護福祉士の国家試験に合格することができました。
六年目には一年前にオープンした御影の施設に相談員として異動になりました。新しい施設で働くことになり戸惑いはありましたが、皆が一所懸命良い施設を作り上げていこうとしているので、少しでも私の持っている知識や技術を伝えられればいいなと思い頑張っています。今年はケアマネージャーの資格も取得することができたので、相談員としてさらにレベルアップを目指しています。
日々の業務と課題
相談員の業務は毎日、その時の状況に合わせて仕事をしていかなければなりません。その時何が一番ゲストにとって、家族にとって良いのかを判断していくことは難しいことです。そのためにも常に自分から情報を得るようにし、あらゆる変化に敏感でなければいけないと思っています。これは、相談員だからではなく人と関わる仕事をする以上、必要なことだと思います。
やりがいを感じるとき
やりがいを感じるときは自分がしたことに対して、「ありがとう」と笑顔でゲストや家族が言ってくれることです。「ありがとう」という言葉はどんなに大変な事があっても、「また頑張ろう」と私にやる気を起こしてくれる言葉です。